JUDGE感想【ネタバレ有り】 邦画 2014年04月05日 人気コミックスの映画化。書店の店頭で目にしたことあるような記憶の片隅に残っていたパッケージイメージだったのと、個人的に有村架純ちゃんが好きだったので、なんとなく観てみたんですが微妙でした。 悪い意味で、後味が悪い映画。 ”バッドエンドだから後味が悪い”というものではなくて、「あー、そうなん。それで?」で終わっちゃう感じです。 こういう閉鎖的な空間で窮地に陥る主人公たちって、私けっこう好きなんです。 だから余計に、後味が悪いと感じました。 狭い空間での出来事を描いたものなら、背後に潜む黒幕や、なぜ連れてこられたのか明確な理由が欲しかったなぁ。この映画は理由がないうえに淡々とした罪の紹介が軽すぎて入り込めなかった気がします。このキャラには死んで欲しくないって思わせるようなファン要素があると魅入ることが出来たと思います。 もしかして:理由も黒幕も察して下さい系なんでしょうか。 でも、内容観ていても察するには少し弱い気がします。 黒幕も一体どういう組織なのかよく分からないし。恨みをもった人間の集団って、どうやって彼らが繋がったのか……非現実的ですよね。彼らを束ねる機関が存在するとかもうちょっと詳しく教えて欲しかったです。 POVって言うんでしたっけ、序盤にあったシーンで被り物の内蔵カメラ視点のPOVは、不安にさせるような雰囲気が出ていて、とてもゾワゾワしました!こういうの好きだなぁ! ただ、そこで期待が高まったものの、特に面白い展開にはならなかった。想定内で終わって、どんでん返しが無かったのが残念です。 特に、最初に殺された人。彼の略歴を見た参加者の多数決によって犠牲になったわけですが、彼以外の略歴を見ていたら参加者の心象は変わっていたんじゃないでしょうか。あの場面で、一番危険なのは生業からしてキツネだと思いますし。そういう辺りから、ストーリーを円滑に進めていくための略歴公開の順番が無理やり組まれているようで。いつどんでん返しくるの?って待機していたのに尻窄みで終わって残念です。 原作知ってる人向けだったのかなぁ……。 死の投票や被り物などの薄気味悪い設定は面白いなと思って観ていたので、初見でも分かるようなストーリーだと嬉しかったです。 [0回]PR